今回は【プリペイドカードKyash】をご説明します。
Kyashを使うだけで、出張立替額2%のキャッシュバックを獲得できます。
ポイント還元も合算した場合、出張時の還元額が倍増する事もあります。
この記事の要点
Kyashを使えば、クレカ利用時のポイント還元とは別に追加で2%キャッシュバックされる
Kyashというのはどういうものか?というと一言で言うと
【クレジットカードでもチャージが出来るプリペイドカード】
です。
出張時の使い方 お勧めパターン
Kyashのお勧めする使い方・パターンをご紹介します。
- じゃらん等でツアーパックや宿を予約する場合
出張時にツアーパックや宿を単体で確保する時は、
「ハピタス等のポイントサイト」
「予約サイト」
「クレカ」
「Kyash」で4重取りが可能です。
- 新幹線をスマートEXで単体予約する場合
新幹線を使った出張時はポイントが貯まりにくいのですが
「クレカ」
「Kyash」を組み合わせて2重取りが可能です。
- マイルポイント優遇されるクレカを持っていなくて、単体で飛行機を予約確保する場合
普段使わない航空会社で予約をする場合は、JALカードやANAカードのようなマイル還元が優遇されるクレカを持ちあわせていないと思います。そのような場合、「Kyash」を使うのがお勧めです。「クレカ」と併せて2重取りが可能です。
- 出張先での食事や飲み会での利用
Kyashのリアルカードを持っていれば、クレジットカード決済が出来る大体のお店でKyashが利用できます。Kyashを使わず普通にクレカで支払うと損します。可能な限りKyashを使うのがお勧めです。もし万が一使えない場合でもクレカを出しなおせば良いことです。
お勧めしないパターン
Kyashを使うと、逆に損する場合があります。
持っているクレカを使って出張手配すれば、マイルやポイント優遇がある場合
私の場合を例にすると、JALサイトで航空券を手配する場合です。私はJALカードを持っていますので、「JALカード」ではなく「Kyash」を使ってしまうと「JALカード特約店でマイル2倍還元」が適用されなくなります。
ANAの場合でも同様ですので、航空券を予約手配する場合やイオン等のJAL特約店を利用する場合は注意をした方が良いでしょう。
JR特急券を、券売機・えきネットで買う場合
後述もしますが、KyashはJR系と相性が悪いです。
スマートEXでの新幹線手配を除いて、
JRでの利用はVIEWカードJREカードを使うとか、手持ちのクレカで決済する方が楽です。
出張以外でのKyash活用方法
出張時以外でもKyashは活用できます。
例えば
・アマゾンなどのネットショッピングでKyash決済する
クレカでのポイントやマイル還元に加えて、Kyashの2%キャッシュバックを受けれます。
・普段のお買い物時にリカルカードKyashで決済する
クレジットカード決済が出来る殆どのお店でKyashのリアルカードが使えます。
こちらもネットショッピングと同様にクレカでのポイントやマイル還元に加えて、Kyashの2%キャッシバックを受け取れます。
・バーコード決済(PayPayやOrigami・楽天Payなど)のチャージ用にKyashを登録する
Kyashはバーコード決済の自動チャージ用クレカとして使うことも出来ます。
以下はバーコード決済やギフトカードでのKyash還元対象一覧です。
ご利用加盟店 | 対象/対象外 |
楽天Pay | 対象 |
PayPal | 対象 |
Amazon | 対象 |
Amazonギフト券 | 対象 |
モスカード | 対象 |
スターバックス カード | 対象 |
ドトールバリューカード | 対象 |
Yahoo!ウォレット | 対象 |
Origami Pay | 対象 |
PayPay | 対象 |
つまり、リアルショップでのお買い物やサービス利用時に
- PayPayやOrigamiなどバーコード決済自体の還元や特典
- Kyashの2%キャッシュバックと
- クレカのマイル・ポイント還元
3重還元が成立します。
Kyashでの注意点
お得なKyashですが、注意しておくこともあります。
①決済利用枠の上限額が低い
Kyashサイトからの引用
バーチャルカードのみ
- 24時間あたりの利用限度額は3万円以下
- 1回あたりの利用限度額は3万円以下
- 1ヶ月間での利用限度額は12万円まで
リアルカード有効化済みの場合
- 24時間あたりの利用限度額は5万円以下
- 1回あたりの利用限度額は5万円以下
- 1ヶ月間での利用限度額は12万円まで
1回あたりの限度額が5万円以下なので、旅費が10万円を越えてくる海外出張には不向き。
ですでの、専ら私は国内出張時に利用しています。
それでも、1ヶ月の利用金額12万円以下制限も毎月引っかかります。
月中月末にはKyashが使えなくなりますが、まぁ、しょうがないと割り切ってます。
②還元対象が急に変更となる場合がある
実は、Kyashは2月初旬に還元対象を変更しました。
それまで還元対象だったsuicaへのカードチャージが、対象外に切り替わったのです。
その通知が急で二日前だったので少々驚きました。
とはいえ、Kyashは2015年設立のベンチャーなので、勢いがある分、急にサービス内容が変わることもありえます。
事前にプッシュ通知は来ていますので情報を見逃さないように気をつけましょう。
③Kyashには暗証番号設定がない
出張をされる方には特に注意いただきたい点はこれ。
私も出張時に良く使うJRの「えきネット」。
ネット予約からの切符受け取りの際に券売機を使う場合。
暗証番号が必要となります。ですので、この場合はKyashは使えません。
④リアルカードを発行して、到着後にカードを有効化するとカード番号が変更となる
リカルカードは申請してから発行までに1ヶ月弱程度掛かります。
リカルカード有効化した時点で今までのカード情報は無効となるので、スマートEXやじゃらん・アマゾン等にKyashプリペイドカードを登録している場合は更新する必要があります。
⑤カードキャンセルがされない場合があり、Kyashウォレットへ返金処理となる
これは私も実際に直面しました。昨年暮れ頃、スマートEXで決済済みの新幹線予約をキャンセルしました。その際、キャンセルした新幹線予約のカードキャンセルがされず、数日後にKyashウォレットの残高へキャンセルした予約の決済額がチャージ(返金処理)されていました。まぁ、決済上限額が低いので殆ど影響はないのですが、気にされる方は頭に入れておいてた方が不安になることはありません。
⑥バーコード決済でKyashを登録していると損する場合がある
PayPayが実際の例です。
PayPayは通常時Kyashを含めてどのクレカでも0.5%還元です。
しかし2月12日からの100億円還元キャンペーンでは、
- ヤフーカードを登録した場合は19%還元
- ヤフーカード以外のクレカを使う場合は10%還元
となっており還元率が大きく異なります。
Kyashだけではなくヤフーカード以外全て同じことなのですが、こういうのも見忘れないようにしておくと良いでしょう。
その他注意点はKyashのホームページを見るのをお勧めします。
具体的に。出張時に+2%の還元を得る為の方法
出張の際にはツアーや飛行機・新幹線・宿の予約をクレジットカードで手配されている方が多いと思います。
この予約をクレジットカード決済からKyash決済へ置き換えるだけでOKです。
Kyash決済にするだけで+2%が還元されます。
- Kyashを利用しない場合の一例
①ハピタス等のポイントサイトからのポイント還元
②じゃらん等の予約サイトからのポイント還元
③クレジットカード決済時に還元されるクレカ独自のポイント
3重の還元 - Kyash利用した場合の一例
①ハピタス等のポイントサイトからのポイント還元
②じゃらん等の予約サイトからのポイント還元
③クレジットカード決済時に還元されるクレカ独自のポイント
④Kyash利用で 2% キャッシュバック
4重の還元
上記のように、還元される手段が一つ増えます。
図にすると
こんな感じでKyashが還元4段目に追加されるイメージです。
Kyashを使えるようにする為の簡単な流れ
- Visa, Mastercardブランドのカードを用意する
KyashはVisa, Mastercardブランドに対応しています。 - Kyashアプリをスマホへインストール
Kyashはアプリのインストールと設定で、ヴァーチャルカードとして利用開始できます。
アプリのリンク iPhone アンドロイド - Kyashアプリを設定する
リアルカードとヴァーチャルカードの選択画面が出ますが、最初はヴァーチャルカードで登録すれば問題ありません。 - 設定が終わったらリアルカードの発行申請をしておく
ヴァーチャルカードだけでも使えるのですが、ヴァーチャルカードは一回の決済上限金額が3万円と低いので、リアルカードを発行して上限金額を5万円まで引き上げておきましょう。リカルカードは申請から到着まで1ヶ月程度時間が掛かるので、このタイミングで申請しておくのが良いです。
Kyashの使い方
ヴァーチャルカードの発行と
Kyash利用時の支払い用クレジットカードの自動チャージ設定
が、終わったら
アプリに
クレジットカード番号
セキュリティーコード
有効期限
が、記載されている画面がアプリ上に表示されると思います。
一つだけ普通のクレカと違う点として、NAMEが「KYASH MEMBER」となっています。
ただ、これは気にしなくても大丈夫です。
決済時は、「KYASH MEMBER」若しくは通常のクレカ同様に自分の名前を入力すれば問題ありません。
以下の公式サイトからの抜粋です。
上記の公式サイト画像に記載のとおり、
通常のクレカ決済と同様にアプリ上の
- クレカ番号
- 有効期限
- セキュリティーコード
- 氏名
を入力して決済でOKです。
なお、実際にKyash決済をすると決済したタイミングでアプリからプッシュ通知が来ます。
以下のような感じですね
(写真は私が「じゃらん」でKyash利用した時に有効性チェックがされたの通知です)
Kyashは いつ・どのように2%還元されるのか?
キャッシュバックは当月利用した還元対象の決済額2%分が
- 翌月末頃
- Kyashウォレットへ
キャッシュバックされます。
Kyashの2%還元は、リアルなキャッシュバック同等
Kyashのウォレットへのキャッシュバック分は、次の出張決済や買い物で使ったkyash決済額に充当できます。
キャッシュバック分をJALマイルなどの他ポイントに交換は出来ないのですが、Kyashで決済を使える場面は数多くありますので、キャッシュバック分は使うのは簡単で安心です。
まとめ
内容を理解した上でではありますが「Kyash」はお得です。
特に出張する場合は、立替経費・決済額が多くなります。
利用することをお勧めします。
出張はポイントサイトのハピタス経由をお忘れなく
みなさん出張の際には
「じゃらん」「ブッキングドットコム」「エクスペディア」「楽天トラベル」を使って予約する場面もあると思います。
その際は、ポイントサイトのハピタスを経由させることをお勧めします。
ハピタスを経由させれば高い還元率でポイントを貯めることが出来ます。
例えば、ブッキングドットコム、エクスペディアは以下のように5%も還元されます。
ツアーサイトを使う場合、私がお勧めする出張手配ルート
ツアーサイトを使う場合、私がお勧めする出張手配方法は
ハピタス経由の「じゃらん」予約です。
国内出張でツアーや宿をとるなら「じゃらん」が使いやすく、貯まるポイントもポンタなので使い勝手も良いです。領収書発行も楽ちんで出張清算もしやすい。
国内ツアーなら、JAL・ANA・新幹線全てありますし価格も安い。
会社から経費節約を求められている方にも「じゃらん」ピッタリです。
じゃらんのツアーならJAL・ANAのフライトマイルも確り貯まります。
しかもいま、ハピタスで「予約金額をポイントキャッシュバックキャンペーン」をやってます。
以下がキャンペーン内容です。
<じゃらんnet x ハピタス 抽選で100名様にポイントキャッシュバック>
今なら「じゃらんnet」をご利用された会員様の中から
抽選で100名様にご利用された1回分の予約金額をポイントキャッシュバック!
しかも、複数回利用した分、抽選口数はアップします♪
※但し40000円分が上限となります。■キャンペーン期間:2019/2/1~2019/3/31
■ボーナスポイント付与時期:2019年5月上旬以降随時行います。
■ボーナスポイント記載場所:ハピタス通帳内に記載されます。
ポイントサイトの中でも「ハピタス」は、このようなキャンペーンを高頻度でやってますので出張される方は事前に登録しておくと良いです。
私は実際に、ハピタスの過去のじゃらんキャンペーンで1万円分のポイントが当たりました。
出張頻度が多いと当選確率はドンドン上がっていくのが ハピタス×じゃらん キャンペーンの特徴です。
ツアーで海外出張する場合、お勧めする出張手配ルート
ツアー手配で海外出張なら、ハピタス経由のエアトリ(旧DeNAトラベル)がお勧めです。
エアトリは予約出来るメニューが多いので便利で楽です。
スカイマークやエアドゥ・バニラ・ジェットスターを使う場合、お勧めする出張手配ルート
スカイマークやエアドゥ・バニラ・ジェットスター・スターフライヤー・ピーチなどを使う出張の場合なら、ハピタス経由のエアトリ(旧DeNAトラベル)がお勧めです。
今なら国内航空券手配は1,800ポイント還元されます。
今はかなりの高額還元なので、予約額によってはJAL・ANAの航空券手配でもハピタス経由のエアトリがお得ですね。
スカイマークやエアドゥ・バニラ・ジェットスター・スターフライヤー・ピーチなどのキャリアの航空券を単体で予約する場合はエアトリは使えます。
今なら1,800ポイント還元なので、殆どの航空券が10%以上還元になりますね。凄い。
最後に
日常生活では貯まりにくいポイントも、出張なら簡単に大きな額のポイント・マイルを貯める事が出来ます。
ハピタスのようなポイントサイトや、今回紹介したKyashなどの決済手段を活用すればトテモお得です。
皆様のお役に立てれば幸いです。
今回もお読み下さりありがとうございました。
以下も是非ご覧ください。
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